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大市松柄の大島紬

大島紬第二段。

昨年秋に入手した関絹織物の大島紬を通して
大島紬と着こなしの感覚を宇ゐ流にご紹介してみたいと思う。

まず反物の状態はこれ↓


    ohshima11

これは横段取りの大きな柄なのだが
仕立てる際に段をずらすと面白い構図のきものになる。


    ohshima16  IMG_3443s.jpg


着物の楽しみはいろいろあるが、
素材の楽しみ・色の楽しみ・柄の楽しみのほか
仕立てや仕立て替えによる楽しみもある。

雑誌などに見る大きな市松模様の着物はこのように
横段のみの反物からできている場合があるのである。
当然、仕立てる前にどのような感じにするかを
相談することが必至となる。
衿にどの部分を持ってくるか、上前と衽をどうするか
など、希望を出してそれに近い形で縫ってもらう。
そのプランを立てている時はさしずめ反物と会話をしているような感覚になる。


着用状態をちょっとだけ。。。

    ohshima9  ohshima10

写真ではわかりにくいがツイード風の無地感覚で西陣織薄鼠紬名古屋帯を合わせた。
会場が大島紬展だったのであまり帯を頑張らないよう配慮
仕立ててみましたよ?と織ったご本人に見せに出かけた先である。

日ごろ、スーツのようにそして街着として気軽にきものを着たいと言っているのだが
この大島を織っておられる関さんとはその想いは共通している。
すごい絣の紬や大島もそれは価値の高いものだが
実際に衣服として「着易い」ものは帯や小物が乗ってもバランスのいい色や柄だと思う。

縞や格子、そして無地および無地感覚の細かい柄が
帯や小物とのコーディネートもしやすく、飽きも来ない。
ここの大島は多くがすっきりとしゃれてシンプルな柄が多く
泥染ほか植物染料などなどで染めた糸を使って着回しの利く街着らしい着物である。
もちろん手織りでガツンと目が詰まり、男女を問わず着られる。

「地味」「派手」では表現し得ない大島紬の魅力を
やはり現代の着こなしで楽しんでいきたいものである。


   ohshima12

   ohshima13

      ohshima14







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京都で着物スタイリスト、着付コーディネートをしています。
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