桜のきもの

久々のUP。
だいぶ間があいてしまった。。。。。

満開の桜はソメイヨシノから八重桜へと移りつつある。
気温が急に上昇したので
御室の桜も今年は早そうだ。

今月は下旬までは桜にまつわる柄の着物は頻繁に登場する。
「桜の柄」自体はおめでたいから、とか国の花だからや、
さくら好きな有名人が年中着ていたなどのいろんなケースで
4月だけではなく、きものではもっともスンダードな柄として四季を問わず
着られる。

季節感を重視するなら今がもっとも支持される時期。
枝や幹、山桜の葉などまで描かれているような写実的な描写の場合は
特に季節感が出やすいので、ほかの季節よりもやっぱり春だろう。

桜が季節を問わない例としては浴衣がある。
描かれる桜はほとんどがデザイン化されていて
イラスト的な桜の花となる。
あと、留袖の桜。
おめでたい気持ちの表現としてはまさにふさわしい花となるので
黒留袖、色留袖にはよく描かれる。
そのほか時期的に広く着られるものは“桜の花びら”の柄だ。
デザインとして描かれるために四月ならずとも着られるモチーフの代表となる。




さて今月2日、祇園辰巳神社前“振舞い酒”でのママのきもの。

       mama-sakura2

お気に入りの右近桜の真珠箔の帯に今年は白地の京友禅の桜柄。
写実的な風景の中の桜が肩と裾に広がり、まさに今着る着物となっている。




コーディネートはこんな感じ↓

        mama-sakura1

きものの中に強い色がないので
全体的にふんわりと淡く清潔感が出るよう
薄いグレーの帯締め+グレーぼかしに白い吹雪の帯揚げ。
重ね衿は黒にしたがたくさん見えると白/黒でキツくなるので
細く1?2ミリ程度が衿元から覗くぐらい。
重ね衿に黒を使うことで帯の黒っぽさのみが主張しすぎないように配慮。
初めはグレー重ね衿を入れようとしたのだが
実際には黒を使う方が引き締まったのでこれに決定した。

お店で動いている時に黒い重ね衿がずれて幅広に出ないよう
着付けをしている時に安全ピンで重ね衿をきものの掛け衿にしっかり止めている。

安全ピンは“金具”となるので脱いだ時にはすぐにはずさなくてはならない。
放置すると必ず錆びが出るからだ。
大きな安全ピンは針が太く生地を傷めるので小さなもので。
後衿のところも三ツ山のクリップではなく安全ピンで止める方がズレない。

着付をしながら使えるので即効性は抜群。
どの重ね衿にするかは着る直前に決まるため、
針と糸で着る前に縫いつけていると、その間待たせてしまうのと
実際に着付けた時にひずむ場合があるので
衿合わせをしながら重ね衿の一番端で使う。
重ね衿のズレを胸紐で締めて押さえ込むのは苦しくなるので
もっぱらこの方法を採用している。

安全ピンを使うことには賛否両論あるかとは思うが、
長年使用していて結果としてマイナス効果はほとんどないため
やはりスグレ物と思っている。


これからは桜の着物からあやめ、杜若や牡丹、藤の柄へ。
季節感がある着物はそれがその季節に着る楽しみへと繋がる。


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京都で着物スタイリスト、着付コーディネートをしています。
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