衿抜きを安定させる為に。。。

着物を本格的に着だしたのは今から10ん年前wです。
多少の下地はあったものの、仕事で着るとなると着付けのスピードと着姿、動いても崩れない安定した着付けが求められ、着付け教室とは少し違う着方を習いました。

襦袢も出張を繰り返す仕事には長襦袢は荷物となるので半襦袢にし、
衿合わせや抜きも崩れない方法を教わりました。
その衿抜きのやり方は今でも続いており目下実施している着付け講習でも採用しています。

その方法をここでご紹介してみます。
少し見づらい写真となりましたがご容赦ください(^。^;)

? まず襦袢にチカラ布を縫い付けます。 
  そしてそのチカラ布にさらに腰紐(どんなものでもいい)をしっかり縫い付けるのです。
↓白いチカラ布にモスリンの腰紐を縫い付けてあります。

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? 前で左右の身頃を合わせ、後に縫いつけてある腰紐で仮留めします。(この結びは後で結び直します) 
   
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? 伊達締めにタオルを巻いたもので襦袢の衿合わせを安定させます。
  この時に先程の結んだ腰紐はまだ伊達締めの下にあります。

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? 最初に結んだ腰紐をほどいて、後にさばき
  衿抜きの度合いを紐を下に引きながら調整します。 

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? 下に引いた腰紐を前に回して伊達締めの“上”で軽く結びます。
  上から着物や帯が乗ってくるのでこの紐は強く結ぶ必要はありません。
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  後はこんな感じ↓で紐が伊達締めの下辺に引っかかる状態になります。   

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これで衿が安定して出かけて帰って来るまで崩れなくなります(*^-°)v

この方法は、衿を安定させる為に伊達締めや腰紐を強く締める必要がなくなり、楽に着ていながらも衿が前にかぶってきません。
もちろん帯結びをしている最中に抜いていたはずの衿が戻ってしまい
襦袢の衿の前合わせがガブガブとしてくることもないはずです。

昔は今のように絹のツルツルした襦袢ではなく、モスリンといってウールの襦袢などを普段着にしていたりしたのでチカラ布自体も不要だったのかもしれませんね。

また、よくある半襦袢セットを購入すると“綿の細ヒモ”が付属物でついていることがあります。
その腰紐は上の手順の?の写真のように、後衿のところに縫い付けてあるチカラ布へしっかり縫ってとめてしまえばこの着方ができます。
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以上の手順、慣れたらおよそ1?2分で出来ますので
チカラ布を数回引っ張りながら着るよりも着付けにかかる総タイムの短縮にはなります。

衿抜きでお困りの方は一度是非お試しください。
着るのが慣れたら手際がよくなり、ヒモを縫い付けなくても衿を決められるようになると思います。
(私は紐がそのままのとチカラ布のみのといろいろありますw)
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うひょ~!

目からウロコ!!
チカラ布は使っていますし、衿が抜けなくて困る~(>_<)ってことは、余りありませんが、コレ、イイッ!!
やってみます(^^♪

でしょでしょ♪

着付け時間の短縮にはとてもgoov-221ですよん!
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Author:宇ゐ
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京都で着物スタイリスト、着付コーディネートをしています。
きものに関する出来事や気がついたことなどを綴っていきます。

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