千両の寺『東林院』~小豆粥の会~

新年初【きものなれゐて】は
会場を使ってではなく“着物で出かける場所”を考えての妙心寺です。

妙心寺には46の塔頭があるのですが、『東林院』さんもその一つ。
月半ばからやっている『小豆粥で初春を祝う会』になれゐてで集まった方々と。

まず梅湯と祝菓子。

小豆粥②

主菓子 松の雪
干菓子 結び笹
昆布  広布(ヒロメ)
柿   嘉来に通じてかき集めるという意
豆   厄払いとマメであることを祝し健康に暮らせるよう
くわい 良い芽がでますようという願い(写真ではくわいのスライスチップ)
みかん 代々つづき栄えるの意

梅湯 梅干しに白湯をそそいだもの。口中の汚れを清め心身の邪気を払う



小豆粥①

冬の午後のやわらかい陽射しでいただく祝菓子。

そして奥の別座敷へ移動して小豆粥のお膳と院内をあちこち見学。

小豆粥③

お膳が出そろったところで“生飯(さば)”という施食をする。
禅寺では受けた食の中から少量の生飯を分かち、庭にそなえて小鳥や小動物に施すという儀式があるらしい。
お寺の係の方が“さば器”を持ってきて各自少しずつ。
小豆粥④

そしてお庭の器にもすでにさばが備えてあった。
小豆粥⑥

いただくものひとつひとつに意味があり、健康を感謝しながら
ゆっくりと滋味深い食事をいただきました。

そしてこの東林院さんには千両の株が多く植わっているとのこと。
中庭は赤い実をつけた千両の群生がびっしりでした。

小豆粥⑫

東林院ではきものの話でついつい長居をしてしまいましたが
そこを後にして、妙心寺初公開の大庫裏(お寺のお客様や行事の際に食事を作る台所だった)を見学。

・・・とそこで私は都合で途中抜けを余儀なくされてしまいました。。。
集まった方々には大変な失礼を<(_ _)>


風や空気がとても冷たい日でしたが、お腹にやさしい小豆粥、千両や枯山水の庭、文化財などに触れる
充実した日となりました。

東林院さんでは隣のお部屋で食事をされている他のお客様も着物姿がちらほら。
着付の知識も基本は必要ですが、やはり出掛ける先があっての着物の楽しみです。
こういう場所へ出かけながら馴染んでいくことで“きもの気分”が増していくのではと思います^^




次回の【きものなれゐて】も講座参加を予定しています。
内容が決まりましたら宇ゐサイト内にてお知らせいたします。
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京都で着物スタイリスト、着付コーディネートをしています。
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