ゆかたの番組やってますね。

もう既に2回を見逃してしまいましたが、

今月はNHKのEテレ火曜日枠『趣味Do楽』で「京都で磨く ゆかた美人」を9回シリーズで放送しています。


第3回目の再放送が26日(火)の11:30~11:55
第4回目が同じ26日(火)の21:30~21:55です。

『趣味Do楽』ウェブサイト←(このURLでは7月末に内容が変わります)



        Do楽 

   


なれゐて探究会~紋紗・夏着物~ 風景

一昨日の土曜日は
【なれゐて探究会~紋紗・夏着物~】の集まりでした。

雨が時折強く降る日でしたが、ご参加の方々、遠方からもお越しいただきました。
講師は織座くれはとりの大江史郎氏。

会場は京都三条衣棚上ルの『ちおん舎』さん
素敵なしつらいと雨に濡れて深い緑が美しいお庭の素敵な会場でした。

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大江さんに紋紗(紗織)についての定義や他の捩り織の種類・組織の違い、
歴史やルーツ・現在の紋紗についてなどなど、詳しく説明していただきました。

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糸に触っていただくのはきものや帯の“元”を知るいい機会だと思います。
丁寧に作られていること、緻密な作業によってできる
美しいきものであることなども含めて理解と納得の素材。



最後にきものや帯を実際に試着してその軽さや肌触りなども体感していただきました。
今回、紋紗というやや専門的(?)な素材の探究会でしたが
ここから夏のきものへの理解や着てみたいという意欲へ繋がっていくと嬉しいです。






さて次回は何を探究しましょうか^^




『世界の旅 衣装とくらし展』へ。

市田ひろみ先生が世界を旅して出会った衣裳のコレクションを一堂に展示されています。

世界の旅 衣装とくらし展

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今日はトークイベントの日ではなかったのですが、
偶然、市田ひろみ先生も会場へ来られて幸運にも解説までしてくださいました。
衣裳が日本に着く時はいぶして殺菌殺虫の後保管されるそうです。
大量にある時は消防署に連絡するとのこと。
現代も着用されている物もありますが、近代化で衣服が激変して入手不可能な衣装も多いそうです。

ひとつひとつ丁寧に鑑賞していくうちに自分もその国を旅している気分になります。
(行ったことのある国はありませんでしたが・・・)
精緻な手しごと、日本にも似た物があるデザイン、巨大な衣裳、
5㎝の細い布をわざわざはぎあわせて布にしている意味不明さ。。。
現地の人にとっては普通のことが地域も環境も違う人が見ると謎だらけです。
きっと遠い諸国の人からは日本のきものもそう見られるのでしょう。

それぞれの写真にある解説は会場の説明ポップの内容ですので
市田先生目線の文章です。

写真おっけーですよ( ´∀`)bと言っていただきました。
バシバシ撮っていたら他の方達もどんどん^^
意匠のヒント、素材のヒント、ドレープの妙、色の力を感じる展示衣裳達です。

遠くて行かれない方の為に少しご紹介いたします。

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会期 5/26(土)~7/8(日)まで
開場時間 10:00~17:00(入場は16:30まで)
会場 京都市立京都堀川音楽高等学校 堀川御池ギャラリー1F2F
入場料¥500





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Author:宇ゐ
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京都で着物スタイリスト、着付コーディネートをしています。
きものに関する出来事や気がついたことなどを綴っていきます。

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