振袖いろいろ

恒例の成人の日ショット。

まずは京都の成人式ならではのパフォーマンス系。
確かに振袖であるw
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色の傾向はやはり赤い地色のものは多いが白地の振袖もかなり多かった。
わかりやすい光景(;^_^A ↓
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  ↑昔は多かった紅型も最近は少なくなったナー。
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   おかあさんと一緒

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   古典柄多かったですよ^^

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  コーディネートばっちりv(*'-^*)-☆

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  黒とピンクで色数少なく
などなど。
もう少し衿のおしゃれや帯結びを見たかったのだが、
定番のフワフワショールで隠れてしうことが多くて残念(ノ_-。)

もう一つ面白い光景がこのお方。
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最初の写真の舞妓さん姿の背景にも写っているが
毎年、成人した人と同じくらいの数のカメラを手にした人が出ている。
(私もそのうちの一人w)
親御さん達はすぐにわかるが明らかに写真を撮る目的で集まってきている。
ただ、上の写真の人はカメラのレンズの向いている位置がどう見ても低い。。。
決して怪しい人ではなさそうなのだが見ていると上半身や全体の姿の構図を狙うことはなかった。
そう考えると室町関連の振袖をつくっている会社の人かデザインをしている人なのではないだろうか。ここは京都なのであの大勢のカメラマンの中にはそういう職種の人たちが当然いる。

それから毎年気になっているのだが
どの女の子達もヘアースタイルが似ている。
これが東京や大阪とかの大きな都市では違うのだろうか。
“豪華で華やか”が決まりとばかりにトップでふわふわしている髪型が圧倒的に多い。
“可憐で清楚かつ品格のある”髪型というものになかなかお目にかかれない。
若さはやはり“爆発”なのかなw。。。
一人夢二の絵のような髪型の女の子を見つけたが写真を撮ろうと思ったら仲間のふわふわ頭の集団に遮られてしまった・・・(-。-)
その中でもちょっとだけ違う・・・と思えた人に写真を撮る許可をいただく。
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振袖はコーディネートする要素が多いので揃えるほうも大変。
雑誌やカタログを参考にすることが通常だが同時にみんなが同じようなものを参考にする結果となってしまう。

現代は感性の時代。
何色を着るかではなく“どういうイメージで着るか”ということを大事に
ショールや小物、ヘアメイクまで着物や帯との関連性と自分の個性をもっと考えてみてはいかがなものだろうか。
初めての本格的着物との出会いがキラキラとしたいい思い出なることを
願ってやまない。


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京都で着物スタイリスト、着付コーディネートをしています。
きものに関する出来事や気がついたことなどを綴っていきます。

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