御池の気になるお店
京都市内御池通の烏丸より東へ行ったところに
お城の石垣のような壁に囲まれた『御池創生館』がある。
その中ほどにあるお店『HOSOO Concept store』。
室町の製造問屋『細尾』さんのショップである。
以前は『キャッキャラ』という名前でイタリア工芸品を扱っていたが
今年ショップコンセプトを新しく変えて西陣織の素材を活かしたインテリア用品やバッグ、
和のグッズや工芸品を扱っている。

↑建築家の黒川雅之氏デザインの山形の鋳物。
写真の中で4本並んでいるのがカトラリーレスト。短い方はお箸置き。
鉄器の下に敷かれているシートには帯の箔緯糸が帯に織りこまれる状態であしらわれている。
その他に有名婦人雑誌で目にしたこともあるクッションカバーなども。

↑小さめで着物にも持てるバッグ。
ハイアットリージェンシー京都にここのインテリアグッズを使っている特別室(『花兎room』)もある。
西陣織の帯に『ふくれ織』というホコホコと小さな膨らみを持たせた風合いの帯がある。
軽くてしわになりにくく、とても結びやすい帯だ。
撚り糸が熱で縮む効果を利用して織られている帯なのだが、
それに似た風合いがバッグの後ろ側に見える生地に活かされている。
西陣織にはそのデザインだけでなく糸の作り方を含めて織り方が数多くある。
それぞれに歴史があってその技法はぜひとも後世に伝えていって欲しい。
ただ、“帯”という形にするとその需要(売上)の減少から
技術を単に伝承するのには厳しい現状。
現代の人たちが求めていきやすい物にして技術を残していくと
さらに心地よい和の世界へ継承されていくのかもしれない。
お城の石垣のような壁に囲まれた『御池創生館』がある。
その中ほどにあるお店『HOSOO Concept store』。
室町の製造問屋『細尾』さんのショップである。
以前は『キャッキャラ』という名前でイタリア工芸品を扱っていたが
今年ショップコンセプトを新しく変えて西陣織の素材を活かしたインテリア用品やバッグ、
和のグッズや工芸品を扱っている。

↑建築家の黒川雅之氏デザインの山形の鋳物。
写真の中で4本並んでいるのがカトラリーレスト。短い方はお箸置き。
鉄器の下に敷かれているシートには帯の箔緯糸が帯に織りこまれる状態であしらわれている。
その他に有名婦人雑誌で目にしたこともあるクッションカバーなども。

↑小さめで着物にも持てるバッグ。

西陣織の帯に『ふくれ織』というホコホコと小さな膨らみを持たせた風合いの帯がある。
軽くてしわになりにくく、とても結びやすい帯だ。
撚り糸が熱で縮む効果を利用して織られている帯なのだが、
それに似た風合いがバッグの後ろ側に見える生地に活かされている。
西陣織にはそのデザインだけでなく糸の作り方を含めて織り方が数多くある。
それぞれに歴史があってその技法はぜひとも後世に伝えていって欲しい。
ただ、“帯”という形にするとその需要(売上)の減少から
技術を単に伝承するのには厳しい現状。
現代の人たちが求めていきやすい物にして技術を残していくと
さらに心地よい和の世界へ継承されていくのかもしれない。