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ゆかたの番組やってますね。

もう既に2回を見逃してしまいましたが、

今月はNHKのEテレ火曜日枠『趣味Do楽』で「京都で磨く ゆかた美人」を9回シリーズで放送しています。


第3回目の再放送が26日(火)の11:30~11:55
第4回目が同じ26日(火)の21:30~21:55です。

『趣味Do楽』ウェブサイト←(このURLでは7月末に内容が変わります)



        Do楽 

   


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シコロ張りの桐草履

 ちょっと珍しい素材名、シコロ。

シコロとは黄檗(オウバク)という植物のことらしい。
そういえば京都には「黄檗」という駅名も存在するがこちらは
黄檗山萬福寺というお寺にちなんでいるようだ。

黄檗とはキハダのこと。別名がシコロということである。
キハダはミカン科で内皮は生薬に。
樹皮がコルク状で弾力があるのでこのように履物に使われたのではないかな。

ということで「シコロ張りの桐草履」。
お客様から鼻緒を預かって台を探した時にコーディネートしたもの。
                 (許可をいただいて写真掲載しています。)
shikoro1 

shikoro2 

shikoro3 

このシコロは夏の右近下駄などにもよく使われている。
素足にも気持ちがいいのでどちらかというと浴衣用下駄が主流かもしれない。

以前に浅草のお店でいただいた下駄もやはりシコロだった。

                         shikoro5 


タイトルに出した「桐草履」はもともとは下駄屋さんで作られていたものだそうだ。
二枚歯や右近下駄ほどカジュアルでなく、かといって牛皮やエナメルほどフォーマルっぽくもない
織着尺・小紋や紬・木綿など、街着としてのお出掛けには適したもの。

ホテルでのちょっとした食事や集まりにも「下駄」では行きにくいが「桐草履」なら大丈夫だろう。

昔のジャンル分けから現代は着用シーンに合わせた折衷タイプの物が出てきている。
悩みそうだが、式ごと以外の気楽なお出掛けにはこういう物で楽しみたい。






髑髏の柄の帯

今日は国民文化祭オープニングの日で
御池通り近辺はきもの姿であふれました。

三条の京都文化博物館で面白い柄の帯巻いている方を見つけて
写真を撮らせていただきました。

黒いお召しを着て着こなしもとても素敵な方です。
そしてその帯が髑髏w
柄は織り込まれていています。
目が吸い寄せられるように釘付けとなり、思わず撮影を頼みこみ。

dokuro1


dokuro2

そして前の腹の柄も・・・
髑髏が煙管をふかしていますね。

dokuroobi-mae2

前も撮らせてくださいとお願いしたら帯留めをさっと脇へ寄せていただきました。
この帯留めを何にされていたのか、気になりますが。。。
寝付け↓は赤い印伝の可愛らしいもので、センスがきらりと光る着こなしでした。

dokuroobi-mae


写真を撮らせていただき、ご協力にとても感謝です。

着る人が存分に楽しんでいるのがうかがえる装いだと思いました。

泥染めの手ぬぐい

手ぬぐいはとても便利なアイテムである。

きもので出かける時にたもとに入れておき、
食事や何か飲み物を飲む際にもちょっと膝にかけると汚れを防止できる。
木綿で滑らないのでひざに無造作に掛けてもあまりずり落ちることがない。
常時2?3枚の手ぬぐいはバッグやたもとなど、どこかに忍ばせている。

家にもあちこちに手ぬぐいを使う。
定番の台所以外にも使い道は多く、
居間のテーブルの近くには常に手ぬぐいがあり、冷たい飲み物のコップやボトルの下に敷いたり
お盆に敷いて運ぶ時に滑るのを防止するのにも役立つ。
洗濯の前にはその辺りをササッと埃をぬぐって洗濯機へ。
オシャレな手拭い=ふきん でもあるのだ。

さてタイトルの泥染めの手ぬぐいはコレ↓

     tenugui

なんだか使うのがもったいないような力作の手ぬぐいだ。
でも使い込んだときの手へのなじみや色の落ち着きもまた楽しみなので
しっかり持ち歩くことになりそう。

知り合いの方が開設しているサイト(絵手ぬぐいの“アート蒼”さん)で購入したのだが
銀座の歌舞伎座一階西側でもこれら絵手ぬぐいを販売しているお店がある。
『アート蒼』さんのサイトはこちら
歌舞伎柄や可愛らしい小紋の柄など多数掲載されている。
きもの好きさんならずともあると重宝で、贈られても嬉しいものだ。

それから偶然にも上の写真の手ぬぐいを染めている人も知人だった( ̄ー ̄)v
大島紬のイベント会場で会ったYさんの工房で染めている。
柄ゆきや色使いがそこで染めているTシャツやグッズに似ているな?と思ったらビンゴw
その泥染め職人Yさんもサイトを持っていて
泥染めのTシャツやバッグなどなど心地よい色で絞りなどの力のある作品が多数ある。

“泥染め”と言ったら大島紬や久米島紬など
こっくりとした黒や茶色の染め技法のうちの一つで
テーチ木(車輪梅)で丹念に染めた糸や布を泥田に漬け込んで泥の中の鉄分で濃い褐色に変化させる。
詳しくは先ほどの泥染め職人さんサイトのサブページへ。

とにかく手間のかかる仕事だ。
大島紬の場合は糸をこのように染めるので織りあがるまでのその他の工程を考えても
多くの人のたくさんの手間を経ていることがわかる。

よく紬きものの工程で機織りの写真などが使われ、紹介されることは多いが
実際には織る作業は最終に近い一工程で
それまでに大きく分けても十数工程の作業が必要だ。
糸染めはその中でも手間の多い作業の一つ。
日数もかかり技術とセンスと根気、体力も必要。
作業中のお天気も重要だ。

そうやって刻むように工程を経て極上の糸や布が出来るのである。
きものを着る際には尊敬と感謝の念がそれらを知ることによって自然とわいてくる。

さて、先日行った西陣のメーカーさんセール会場も
お土産に手ぬぐいをくださった。らっき??




こぎん刺し風の帯

先般の“うちくい展”には知人と着物ででかけた。
知人が着ていたきものは藍染の縞紬に疋田の後染め(抜染)がされたもの。
そこに合わせていた帯は「こぎん刺し」の織帯である。


   aizome


こぎん刺し」とは青森県の津軽地方に受け継がれる伝統工芸で
いわゆる“刺し子”。
 詳しくはこちら↓
  KOGIN/abさんサイトより http://kogin.net/rekisi.html 

こぎん刺し“風”とは一見こぎん刺しのように見える色と柄で織られているという意味。
この帯は絹織物なのだが本来のこぎん刺しは木綿もしくは麻に刺していたもの。

もちろん『こぎん刺しの帯』という木綿帯は存在するが
高度な技術と膨大な手間がかかるので作られているものは希少性がMAX。
故に高価。。。

幾何学模様で織りでも表現しやすいせいか
呉服店では織のものを時々みかける。
シンプルな柄ながら力強さとぬくもりを感じる工芸である。
こぎん刺しの現在はそのほとんどが名刺入れや袋物などの小物でみるのみだが
デザインとしては秀逸なのでもっと帯やきものになるといい。
しかしもう、そういった“大作”を手掛ける人は数が少ないのだろう。

こぎん刺しは極寒の環境で育った、暖をとるための工夫でできた工芸。
本来はやはり身体を包むものなのである。
こういう工芸が着るものや帯から姿を消すことはとても残念だ。

単純に見てもカッコイイのに・・・(。_ _)シュン・・・ 


ちなみにワタシは結城の単衣をこの時にもう着ていました。
とても暑い日でしたし。。。


              hitoe



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京都で着物スタイリスト、着付コーディネートをしています。
きものに関する出来事や気がついたことなどを綴っていきます。

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