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宇ゐのキモノブログへようこそ!
京都で着物スタイリスト、着付コーディネートをしています。
きものに関する出来事や気がついたことなどを綴っていきます。

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宇ゐのキモノブログ
着付けの仕事やきものに関することを綴っていきたいと思います。 キモノライフを楽しむための情報の場にもできたらいいな。
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結城紬きゅーぴー
ご当地キューピーはその種類がおびただしい数だが
なんと、結城紬を着ているキューピーが出現した。

結城市で結城紬の専門の“縞屋”である龍田屋さんで製作している。


      qp1


もちろん本物の結城紬を着ているキューピー。
ひとつ選ばせていただけたので、絣のを着ているものを。。。(^^ゞ
下の台紙が名刺より少し小さい紙だ。
ちいちゃくてかわいいw




      qp2



背中からはこんな感じ。


      qp3


ちゃんとお太鼓を背負っているw



まだ、駅や呉服店などでは扱っていないようだが
デビューは決まったらしい。

イーアスつくば』という大きなショッピングセンター内のイベントにて初お目見えだ。

以下“イーアスつくば・イベント情報”より抜粋

****************************************************
2009年09月19日

龍田屋・暮らしの中の結城紬展

日時: 9月19日(土)〜 27日(日)
時間:10:00 〜 19:00
場所:1F メインコート

独特の風合いを持ち、国の重要無形文化財に指定されている
最高級の絹織物「結城紬」。

開催中は本場結城紬の着物の他、同じ手法で作られた
ショール、ネクタイ、エコバッグ、様々な小物等を展示・販売いたします。

****************************************************

キューピーコレクターならずとも
結城紬が好きな方・あこがれている方はぜひ(^_-)-☆




直接ご希望の方、価格等のお問合せは

 龍田屋さんサイトよりお問合せ(メールアドレス: fujinuki@crocus.ocn.ne.jp )を。

尚、一点一点が手作りで同じものがなく、
キューピーが着ているきものの色や柄を通販にて選ぶことはできません。
まとめて購入していただくといろんな結城紬を着たキューピーと会えますw



シミ落しワークショップ
先日、京都上七軒の町屋ギャラリー『和こころ』さんにて
きものの汚れに関するワークショップをした。

    matuhiro1

このギャラリーは一階が京都のがま口専門店『まつひろ商店』さん。
元お茶屋さんの風情ある町屋である。

    matuhiro2


さて、ワークショップの話。
私自身、きものの手入れに関することをもう少し知って行きたいと常々思っていたので
自分で企画してしまった。
特に暑いこの時期、汗汚れなどを気にしてきものを着ることをためらう方は多い。
その不安がなくなれば多少でもきもので出かけようという気持ちが持続するかもしれない
という期待をこめての会。

   ws-4
   基本的なきものの汚れについてのレクチャーの後、昼のお弁当をいただきながらの座談会。

午後から実際にシミ落としに挑戦。

   ws-1
   この方は珍しいレースの夏きものでご参加。


麻のきものは着た後に霧を吹いて汗成分を薄め、タオルに吸い取るように。

   ws-3


おおかたは知識として知っていることも実際に体験し、本職の方に説明をしてもらうと
実践により近づけて不安が減っていく。



次回、8月23日(日)も11:00より。
ゆかたを着た後の注意点や洗い方も聞いてしまおう。
ちなみにお弁当は太秦より届けてもらった。
かな〜り量があってさすがの私も食べきれず。。。(-_-)

                     ws-5


次の昼食はどこにしよう・・・(;´▽`A``





    参加ご希望の方はコチラまでメールを。  info@ui-kimono.com 
    詳細をお知らせします。

  



泥染めの手ぬぐい
手ぬぐいはとても便利なアイテムである。

きもので出かける時にたもとに入れておき、
食事や何か飲み物を飲む際にもちょっと膝にかけると汚れを防止できる。
木綿で滑らないのでひざに無造作に掛けてもあまりずり落ちることがない。
常時2〜3枚の手ぬぐいはバッグやたもとなど、どこかに忍ばせている。

家にもあちこちに手ぬぐいを使う。
定番の台所以外にも使い道は多く、
居間のテーブルの近くには常に手ぬぐいがあり、冷たい飲み物のコップやボトルの下に敷いたり
お盆に敷いて運ぶ時に滑るのを防止するのにも役立つ。
洗濯の前にはその辺りをササッと埃をぬぐって洗濯機へ。
オシャレな手拭い=ふきん でもあるのだ。

さてタイトルの泥染めの手ぬぐいはコレ↓

     tenugui

なんだか使うのがもったいないような力作の手ぬぐいだ。
でも使い込んだときの手へのなじみや色の落ち着きもまた楽しみなので
しっかり持ち歩くことになりそう。

知り合いの方が開設しているサイト(絵手ぬぐいの“アート蒼”さん)で購入したのだが
銀座の歌舞伎座一階西側でもこれら絵手ぬぐいを販売しているお店がある。
『アート蒼』さんのサイトはこちら
歌舞伎柄や可愛らしい小紋の柄など多数掲載されている。
きもの好きさんならずともあると重宝で、贈られても嬉しいものだ。

それから偶然にも上の写真の手ぬぐいを染めている人も知人だった( ̄ー ̄)v
大島紬のイベント会場で会ったYさんの工房で染めている。
柄ゆきや色使いがそこで染めているTシャツやグッズに似ているな〜と思ったらビンゴw
その泥染め職人Yさんもサイトを持っていて
泥染めのTシャツやバッグなどなど心地よい色で絞りなどの力のある作品が多数ある。

“泥染め”と言ったら大島紬や久米島紬など
こっくりとした黒や茶色の染め技法のうちの一つで
テーチ木(車輪梅)で丹念に染めた糸や布を泥田に漬け込んで泥の中の鉄分で濃い褐色に変化させる。
詳しくは先ほどの泥染め職人さんサイトのサブページへ。

とにかく手間のかかる仕事だ。
大島紬の場合は糸をこのように染めるので織りあがるまでのその他の工程を考えても
多くの人のたくさんの手間を経ていることがわかる。

よく紬きものの工程で機織りの写真などが使われ、紹介されることは多いが
実際には織る作業は最終に近い一工程で
それまでに大きく分けても十数工程の作業が必要だ。
糸染めはその中でも手間の多い作業の一つ。
日数もかかり技術とセンスと根気、体力も必要。
作業中のお天気も重要だ。

そうやって刻むように工程を経て極上の糸や布が出来るのである。
きものを着る際には尊敬と感謝の念がそれらを知ることによって自然とわいてくる。

さて、先日行った西陣のメーカーさんセール会場も
お土産に手ぬぐいをくださった。らっき〜〜





着付講習3日目
まったくの初心者だった方。

お友達がやはり着付講習を受けてくださり、きもので出かけている姿を見て触発されたとの由。

              kosyu2

最初の日は持ち物のチェックと、一度宇ゐが帯まで着装をしてさしあげる。これが大事。
何がきれいなのかという目指す着姿の出来上がりを見てもらうことで
数日後に近い状態になるよう頑張ってもらえる。

二日目にきものの着方。それと半幅帯のリボン結びを最後にさくっと。
半幅帯は簡単なので手順は一回で十分。あとは練習&回数。

講習は手順はもちろんだが、キレイに楽に着るコツが主。
どういう状態がよいのかという感覚的な基本を知ってもらうことと
実際に手順をこなしていく際に“これでよいのダ”(バカボンのパパではないw)と
ご自身で納得してもらうことで不安からの脱却を。

不安が少なくなると出かけ易くなることは必至だ。

一週間ほど間がある時は一度は自宅で復習してもらう。
そして今日3日目。
間の襖を閉めてしまい、“ハイ着てみてください。自力で〜〜♪”(私は襖の外
出来上がった姿が上の写真である。

着付講習の流れはほとんど個人差も少なくこんな感じ。
早く着て出歩けるように自信をつけて欲しい一心なので
手が止まるくらいよほど忘れていない限りはこのようになるべく早くご自身で着てもらう。

昔と違い、現代ではやはり着る以上はキチッと・・・という空気があるので
きれいなラインは知ってほしいが、まずは自力で“着姿”を完成させられることが
「きものを着られます」という状態になることである。
さらに、‘着られるのならより美しく‘と要所ごとのコツが生きてくる。

今日は名古屋帯のお太鼓結びも練習。
畳み方、しまい方も次に楽にキレイに着られるコツとなるので必須。
そして腰紐の五角形たたみも練習。
広い幅で紐が使えると摩擦も大きく身体の負担も少ない。

  kosyu1  himo1

着やすいきもの、着にくいきものはもちろんある。
まずは寸法が合わないもの。
これは着にくいことこの上ない。帯の長さもしかり。
次に素材。
これは「着て出掛けたいきもの」と「練習しやすい素材」が合致しない場合もあるので
ケースバイケースだ。
複数のきものを選べる状態ならば練習には
あまり柔らかいきものは選ばない方が早く習得できる。
裾合わせ・おはしょりの始末や衿合わせの決め方はやはり紬などの織りの着物が楽。

手順を覚えて早くコツを実践していく為にはきもの・帯・着装道具など
モノ選びも大事なのである。
写真の受講者の方は寸法の合った大島紬に帯は木綿の半幅帯。
まずはこれで着慣れてもらい、柔らかものへ挑戦していくといいと思う。

この方は次回で一旦“卒業”となりそうだ。
もし忘れたり間があいたらまた受講してくださいナ ( ̄ー ̄)v


西陣の帯屋さんで
先日の日曜日は西陣の老舗機屋さんでイベント。
今宮神社の“還幸祭”のお神輿がこのお店の前を通る。
あいにくの雨だったのでお稚児さん達はタクシーの中・・・
この帯屋さんの取り扱い商品お披露目も兼ねて
お客様へお店の解放とお抹茶の振る舞いがある。

   kawamura4


店の構えも立派だが、中庭が美しく
雨の中で緑も鮮やかにしっとりと。。。
          
             kawamura5
             

表千家・裏千家の庵のそばにある『河村織物』さん。
つづれ帯で有名な機屋さんだが金彩や刺繍の帯など幅広く逸品を織りあげている。


              kawamura2

              kawamura3

この日は着付講習を受けていただいた方と一緒に行った。
河村織物さんの綴れ帯を巻いて参加されていた。

                kawamura-ky

龍の柄がお好きなこの方は別注で帯の“返り”部分
        (お太鼓の表ではなく仕立て時に折り返した裏の部分)
に龍の地紋織りをほどこしてもらったそうだ。
そういうひっそりとオリジナルを身につける楽しみもあるのが着物を着る醍醐味でもあるかもしれない。


立派なお庭の向こうに茶室があり、そこでお茶をいっぷくいただく。
お菓子は桜餅。  そしてお姿も所作も美しいお手前。

 kawamura-cha2 kawamura-cha1

この時期に桜餅?なのだが、これがなかなかのもの。
添え書きに
 “五月の今宮神社祭礼 前日のみに作られる桜餅
   生の桜葉を使用し青葉の香りが特徴です   製菓 塩芳軒 ” とあった。

きものを通して日本文化を満喫できた一日だった